実施された過去問や数多くの予想問題・模擬テストの中から、レベルを上げながらできるだけ多くの問題を解いていきます。それによって設問の形式ごとに必要な情報選別力をつけ、英文量の多さのわりに短い制限時間内でも、正確に解答できる時間配分の仕方などを体得していきます。
共通テストの出題方針
共通テストでは筆記100点・リスニング100点とリスニングの配点が大きくなり、筆記試験も長文化しました。得点平均や標準偏差はセンター試験と大きくは変わっていませんが、全体的な難度は上がっています。発音やアクセント、語句の整序並べ替えは単独では問わず、実際のやり取りを想定する場面設定を重視した設問となっています。秋谷アカデミィでは、過去問や予想問題を徹底分析して、出題傾向を的確に把握し、できる限り多くの予想問題で実力をつけ、実践形式の模擬テストで試験本番での高得点を可能にします。以下のような対策指導を行います。
筆記：長文化（総語数5,500語）への対策
センター試験の4,200語に対し、共通テストでは5,500語と語数が増加し、多くの大問に図表やグラフが付随しているので、速読と多読の力をつけて、複数の情報源から概要や要点を把握しなければなりません。80分間で最後まで正答をしていくには、① 正確に、② 速く要点を把握しなければなりません。
① 正確に読解するには、文法・構文をマスターしながら語彙を増やし、必要に応じて和訳もしながら精読するという、従来からされている正当で地道な取り組みも必要です。
② 速く要点を把握するには、最初から最後まで通して読解していく方法のほかに、まず問題文や選択肢を先に読み、結論から読んでいくことで、その英文の意図を先に読み取ってから全体を読解していく等、受験テクニックが解答の助けになる場合もあります。
秋谷アカデミィでは、受験生の読解能力に応じて、①と②を駆使して情報を正確に速く読み取る訓練をし、合格に導きます。
リスニング：大量の英文を再生1回で聞き取れるよう特訓
共通テストは、① 読み上げ速度が1分間に140語と速い。② 読み上げが1回しかない出題が配点の59％を占める。③ 複数の話者の会話や図表を読み取りながら聞く出題もある。④ アメリカ英語だけでなく、イギリス英語やノンネイティブの英語も出題される。
①～④ いずれも、英検2級レベルのリスニング対策をしておけば一応の対応は可能ですが、後半の問題は準1級レベルの問題も出題されます。秋谷アカデミィでは満点レベル獲得を目指し、英語のリズム感を音読で身につけてネイティブの発音速度についていける音声学習と、多読で正確な速読力をつけて英文処理能力を向上させるという、二つのアプローチでリスニング力を向上させ、合格に導きます。
