秋谷アカデミィに入塾したのは高校2年3月です。入塾後は6月の英検準1級に向けて、英検に合格してからは受験対策の指導を行っていただきました。受験に向けて語彙を確かなものにするために単語をもう一度行い、文法では先生の解説を受けて一週間ごとに宿題が出ました。時間があまりなく急ピッチで終わらせましたが、あやふやになっている所の質問をすると丁寧に答えていただいたため、とても身についたと感じました。私はこれまで質問事項をうまく伝えられなかったため、回答の論点がずれていることが多く、質問するのが億劫になっていましたが、先生はその意図を汲み取って正確かつ丁寧に回答してくださったおかげで、質問が積極的にできるようになりました。
長文読解では時間内に読み終わらないというのが課題でした。先生はどの読み方・記号のつけ方が自分に合っているか様々な提案をしてくださり、最終的に自分が読みやすい方法を見つけることができたため、文章自体の理解もしやすくなったと考えています。それから読むのが遅くなっている一番の原因が、文を一回で理解出来ずに返り読みが多くなって時間がかかっていることでした。返り読みを減らすために一文ずつ和訳をして先生に修正してもらう精読を行いました。この精読を繰り返すことで1000words超の長文でも全体の趣旨の理解ができるようになりました。また、そのおかげでテンポがつかめてきて、修飾語に意識がとられて肝心なSVOCを見落とすことが減りました。授業で繰り返し行っているうちに読む速度が上がり、9月時点で早稲田の一つの長文に60分かかっていたのが四ヶ月で30分短縮できました。
結果的に5月の河合塾全統模試から、10月のその模試では偏差値が52から62まで上がり、速読かつ正確な読みが必要な共通テストのリーディングでは、5月時点で6割だったのが本番では9割を取ることができました。
私は英語の偏差値が52で苦手意識があった頃、私大受験は英語をどれだけ得点できるかが合否の分かれ目と色々な人に言われ、こんな成績で本当に合格できるのだろうかと毎日とても不安でした。秋谷で短期間のうちにここまで成績を上げて、英語に自信が付き、滑り止めのMARCHの受験本番では国語の失敗を英語でカバーすることが出来るまでに成長しました。また、早稲田でも英語で十分に得点することができました。英語の苦手を克服しなければこの早稲田法学部の合格は難しかったと思います。
加えて、直前期(共通テスト後)は一週間ほどで1割英語の得点が上がっていました。巷では短期間で英語は伸びづらい、直前期になったらもう手遅れと言われることもありますが、最後の最後でも伸びます。最後まであきらめないでください。
早稲田大学 法学部 合格 (頌栄女子学院高校3年 M.O)