私は英語専攻の大学を卒業後、四半世紀経ち、普段の仕事や趣味で英語には常に触れています。
しかしながら、特にここ数年、散発的に英検一級を受けても不合格になり続けていて、何か対策が必要だが何をすればよいか先が見えない、という状態になっていました。このため、打開策を欲して、秋谷アカデミィの扉を叩きました。
結果、レッスン開始から五か月、本格的に時間を投入し始めて三か月弱、2022年度第3回、英検一級に合格できました。この開始状態からの合格、確かに秋谷アカデミィは「合格請負人」だと実感しています。
一番最初に、塾長にこれまでの受験結果をお見せしての弱点分析後から、見えた弱点を含め、総合的な英語力強化を主眼としたマンツーマン指導のオンラインレッスンを受講しました。最初の数か月はオンラインレッスンで、私の一番の弱点の英作文対策、特に文法事項のおさらいと、別途、 Reading の Part1 で登場する語彙の強化を主体としていました。
私より年上の経験豊富な講師の講義は分かりやすく、躓いた点も復習した時に「どこでつまずいたのか」「正しい答えを導くには何をしなくてはならないのか」が明快で、有意義に時間を使えました。
後半の二か月半、2022年12月からは、まず一か月弱かけて、頂いたプリントでの語彙の強化、2023年1月の年明けからは、それまで利用してきた英作文対策講座の指定の参考書(秋谷塾長から最初の面談時に指定された書籍二冊)と、2021年~2022年の英検問題、全部で大体 80 問を題材に、毎日数時間かけ、次のステップを進めました。
アカデミックライティングは大学一年生の必修科目以来で、かなりてこずりましたが、ステップを進めるごとに、手ごたえが少しずつ感じられるようになってきました。
0.まず典型的な書式(Introduction、Body3つ、Conclusion)を守りつつ、たまに Body パートが 4 つになったりひとつの Body をほかの Body パートよりも長く書くようなスタイルにして崩しますが、自分で内容を考えて書ききる。レッスンで得た文法上のポイントや書式を取り入れつつ、できるだけ 500 words 以内に。参考書に記載の文例やサンプルは参考程度見るが内容展開を考え記載するのはあくまで自分、という点は崩さず。
1.ネイティブスピーカーの先生に内容と言葉のコロケーション、文法チェックを行っていただく。
2.一次試験対策として、0.で書ききった内容を、1. のネイティブスピーカーの先生の添削も取り入れつつ、 220 words 以内にまとめる。それができたら、二次試験のスピーチ対策として、 Body パートを一つ落とし、Introduction/Conclusion での反対意見や私見の提示を省略して、100-120 words 以内にまとめる。これをワンセットとして一つのページに保存する。
3.最近流行している AI (ChatGPT) を使って、2.の英作文約 80 題に対して、想定問答をそれぞれ 20 問作成する (AI は何度かチューニングが必要です、このため質疑応答は作成にそれぞれ二時間かけました。)
4.一次試験合格後の時期だったので、二次試験のスピーチおよびその後の Q&A 対策として、2.と、そこに連動させた 3.の内容をひたすら音読する。
当初は 2023 年第 1 回を目標としていましたが、なんと 2022 年第 3 回で一次試験に合格していたことから、上のステップの 2.の途中ではありましたが、急遽、マンツーマン指導のオンラインレッスンでは、ご担当の講師により、模擬面接での指導に切り替えて、二次対策をミッチリ(レッスン4回分)行っていただきました。上のステップ 1.でネイティブスピーカーの先生に見ていただく前に CEFR レベルのチェック(文法、単語)を行うなど、ある程度自習で気づき取り入れた部分もありますが、そこに至るまでの過程で、先生方に大変お世話になったから、今こうして英検一級の合格を手にしたのだと実感しています。
最後に、社会人で同じようにマンツーマン指導を通じて英検一級の合格を目指す方へ。塾長およびご担当の講師の先生と、授業を通じてよくコミュニケーションを取ってください。この塾の先生は的確な指導、助言をくださいます。
末筆ながら、あまりに大量の添削希望の作文を短期間に送付したにも関わらず、快く添削指導を下さった Chris 先生、粘り強く毎回のレッスンで私に突破口を見つけるヒントを下さった三冨先生、そして塾長には、大いに感謝しております。皆さんのお力添えあってこそ、合格を短期間で勝ち取れたと認識しています。ありがとうございました。