私は父の仕事の都合で中学三年生まで、合計十四年間、海外に滞在していました。高校受験のために、母と二人で帰国した時、模試の結果が良かったこともあり、自分は英語を勉強する必要がないと慢心してしまいました。そして、見事に英検一級を紙一重で落ちました。当時は受験の直前だったので、再び受ける猶予はありませんでした。このことを受けて、親と高校三年間の間に必ず一級に合格すると誓いました。
しかし、蓋を開けて見ると、部活に明け暮れる日々が続き、英検を受ける余裕は全くありませんでした。さらに、どうしても海外で暮らしていた頃より英語を使う機会が少なく、英語力がみるみる衰えていきました。部活の引退後、母の勧めで秋谷アカデミーに入塾しました。
入塾時の自分の英語の課題点は、最初に受けた一級の結果で既に明確でした。大問一で出題される語彙と最後に出題されるライティングが特に私の弱点でした。これらのスキルを伸ばすために、私はライティング対策もして頂いた個別授業と一級対策用の集団授業に参加しました。
振り返りますと、個別授業は私にとってとてもプラスになったと思います。担当して下さった高橋先生には沢山のテクニックを教えて頂きました。例えば、英単語に良く使われる接頭辞、接尾辞を覚えると、仮に見たことがない単語が出てきたとしても、ある程度の意味を予想することが出来ます。この様なテクニックを集団授業で解く問題に活用し始めたら、正解率が着実に上がっていきました。
ライティングに関しては、自分が書いた作文を提出し、添削して返ってきた原稿を読み返して、次に活かすという作業をひたすら繰り返しました。
また、一次合格の朗報を受けて、スピーキング対策にクリス先生に個別授業をして頂きました。
先生方のおかげで試験本番では焦らず、スムーズに解くことが出来、英検1級受験者の上位1％に食い込むことが出来ました。
高橋先生、クリス先生、斎藤先生、お世話になりました。ありがとうございました。
